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2015年10月

2015年10月31日 (土)

とことこ大山街道 最終回 山頂へ~旅の終わり

 
赤坂見附から大山山頂を目指す、とことこ大山街道
 
9日間、更新回数は延べ18回にも及んだ、この長期連載もいよいよ最終回です!
 

→とことこ大山街道 目次

 
 
 
 
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 
 
 
 
 
☆2015年10月21日 14:00 神奈川県伊勢原市 大山中腹☆
 
 
 
 
Img_1724
 
 
 
 
いよいよ!大山街道、最後にして最大の難関が始まりました
 
 
もうすでに街道という体はなく、ただひたすらに登山と化しています。
 
 
 
 
 
Img_1725_2
 
 
 
 
鬱蒼とした森の中を進んで行く。
 
 
時間が遅いせいか帰りの人とはスレ違いますが、僕の様に登ってる人の気配はありません。
 
その事が少し気持ちを逸らせます。
 
 
 
    Img_1726
 
 
 
 
しかし行く手を阻むのは、逸る心も挫けそうな、岩を越える坂道。
 
 
普段、登山などしない僕にはかなりハードです。
 
 
き、キツイ・・・
 
 
 
 
Img_1729
 
 
 
斜面を見ると、その傾斜がよくわかります。
 
 
ぐう・・・最後の最後で、何という試練でしょうか。
 
 
 
Img_1730
 
 
 
白く霞む向こうには、これまで歩いたと思われる方角が・・・
 
伊勢原なのか、厚木なのか、海老名なのか・・・それともその全てか。街が見えます。
 
 
 
 
     Img_1728
 
 
 
ぜえ・・・ぜえ・・・厳しい道のりだあ(lll゚Д゚)
 
 
 
Img_1733
 
 
 
天狗の鼻突き岩。
 
 
ポコっと空いている丸い穴は、天狗が鼻で空けたと言われているのだそう。
 
 
 
お、少しだけ整備されている部分もあります。
 
 
Img_1734
 
 
 
こういう部分があると、ちょっぴり体力が回復します。
 
いよーし!!行くぞ!!!!!
 
 
 
Img_1741
 
 
 
ザクッ ザクッ 
 
体力回復したから軽快に登りますが、それもすぐに止めて、途中にあった場所で休憩です。
 
 
 
 
Img_1748
 
 
 
標高が高くなってきたので、日が差すようになってきました
 
 
西日の照らす机で再び体力回復に努めます。
 
 
 
Img_1749
 
 
 
うーーん、いい色になってきてますねえ
 
 
こういうのを見ると、やっぱり自然って良いなあって感じます。
 
 
 
さあ、山頂へもう少し頑張りましょう。
 
 
 
 
ぜえ・・・ぜえ・・・
 
 
 
ぜえ・・・ぜえ・・・
 
 
 
 
もう随分と登り続けているなと思っていると、前方に鳥居が見えてきました。
 
 
 
 
 
Img_1750
 
 
 
 
どうやら、あとほんの一息で山頂の様子。
 
 
 
不思議とその空気感であと一息なのだとわかります。
 
 
 
鳥居の向こうの階段を少し進むと、ついに・・・・
 
 
 
 
Img_1751
 
 
 
再びの鳥居、そしてついに建物が姿を現しました。
 
 
いよいよです。
 
 
赤坂見附から70キロ以上の道のりでした。
 
 
いよいよその長い旅路が終わりを迎えようとしています。
 
 
 
 
Img_1752
 
 
 
こ・・・ここはまさか!!!!!
 
 
 
 
Img_1761
 
 
 
 
大山山頂本社・・・!!!
 
 
 
ついに・・・!!大山阿夫利神社の本社へと辿り着きました!!!
 
 
 
 
そう、ここが山頂です!!
 
 
 
 
 
 
 
Img_1754
 
 
 
標高1251メートル!!!
 
 
 
つ・い・に!!
 
赤坂見附からの長い街道歩きは終わりを迎えました!!!
 
 
 
Img_1760
 
 
 
 
という訳で!!!
 
 
 
とことこ大山街道、これにてゴールです!!!
 
 
 
 
9日間、色々な街を歩いてきました
 
途中、地味さのあまり、何度も何度も止めようかとも思いました。
 
でも、前回シリーズの33市町村制覇とは違う魅力がある事に気づき、その土地の歴史を大切にするという事を勉強しました。
 
 
ところがさらに歩き続けると、また別の物がみえてきた行程でした。
 
 
それは、歴史を重んじる街道歩きが、歴史ばかり重要視してはいけないという事です。
 
 
確かに、昔からあるお寺や神社などを訪れる事は大切な事です。
 
でも、街道に息づいている「今」を見る事が最も大事なのだとわかりました。
 
 
だから、大山街道沿いにあるカフェやカレー屋さんなど、今を生きる人が営むお店に立ち寄りました。
 
過去を大事にしつつも、今。そして未来。それが大切なのだと感じました。
 
 
そんな考えを与えてくれた、大山街道に感謝して、今回の企画を終えたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
Img_1763_3
 
 
 
 
企画名:とことこ神奈川2015「とこと大山街道」
 
 
 
 
Img_1767
(帰り道は雲がかかる大山) 
 
 
期間:2015年2月~10月(全9日間・更新18回)
 
 
 
Img_1769
(かと思えばこの日最高の眺めは下りの中腹で) 
 
 
 
勝手にテーマ曲:ミスターチルドレン「足音」
 
 
 
 
Img_1775
(女坂から一緒だった男子は僕より遅れていきました) 
 
 
 
参考ガイドブック:中平龍二郎著「ホントに歩く大山街道」 by風人社
 
 
 
 
Img_1778
(最終のケーブルカーは発車3分前に到着) 
 
 
 
 
スペシャルサンクス:散歩かふぇ「ちゃらぽこ」ぱきら様
 
 
 
 
Img_1780
(無事にトレッキングステッキも茶屋へ返却。新型ケーブルカーで帰路へ) 
 
 
 
 
スペシャルサンクス:ブログ&ツイッターにコメントくれた皆様。読んでくれた皆様。
 
 
そして、大山街道沿いに息づく全ての皆様
 
 
 
 
 
どうもありがとうございました!!!
 
 
 
 
 
 
とことこ大山街道 完
 
 
 
 
→次回、当ブログ「なんとかなるでしょ!」も最終回です。
 
 
 

→とことこ大山街道 目次

 
 
 
 

2015年10月28日 (水)

とことこ大山街道 最終日(2) 大山寺→阿夫利神社 下社

赤坂見附から大山山頂を目指す、とことこ大山街道。最終日の続きです

 
 
 
現在地は大山ケーブルカーの中間あたりです。
 
 
 

→とことこ大山街道 目次

 
 
 
 
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 
 
 
 
 
☆2015年10月21日 13:00 神奈川県伊勢原市 大山寺☆
 
 
 
 
 
Img_1702
 
 
 
この厳しい階段を前にして意気消沈・・・
 
 
 
いやなんの!!
 
こんなの、とことこ神奈川をやってる中で何度も遭遇したはずだ!行くぞ!!
 
 
 
   Img_1704
 
 
 
心の中でお写真を一枚お願いして撮らせていただきました。
 
なんという立派な像でしょうか。カッコ良い・・・!!!
 
 
 
階段はやはり息切れしながら登る事になりましたが、その先にはこれまた風情のあるお寺が現れました。
 
 
 
Img_1706
 
 
 
 
関東八十八ヶ所霊場、六十番!大山寺!!
 
 
 
関東にも八十八ヶ所霊場なんてあるのですね。
 
全然知りませんでしたが、ここはまた良いお寺です。
 
 
 
Img_1707
 
 
 
 
女坂を登る行程のうち、ここは半分くらいの場所でしょうか。
 
すでに息が上がってますが、他にも息切れしながら登っている男子がいました。
 
 
この男子とはこの先もしばらく一緒に進みます。
 
 
   Img_1709
 
 
 
階段の上の方にいる男子とは、この距離感がずうっと保たれたまま進んで行きました。
 
 
同じくらいの体力を持っている様です。
 
 
最後に山頂でも見かけたので、本当に同じ早さだったんだろうなあ・・・
 
 
 
それにしても、大山寺の後の女坂は厳しい登りだった
 
 
 
 
写真もほとんど残ってなかったので、かなり苦労したのが自分でもよくわかります。
 
 
 
 
そうして辿り着いたのが大山阿夫利神社の下社です。
 
 
 
   Img_1712
 
 
 
よし、下社が見えてきたので、ちょっと茶屋で休憩としましょうか。
 
この先はもう食べ物なんて入手出来る様な場所は登場しませんから、とことこ大山街道で最後のグルメです。
 
 
 
Img_1710
 
 
 
最後の食べ物紹介は、よもぎ団子
 
疲れた身体に甘い物は効くんだよ~
 
 
 
 
お店の方と会話します。
 
「兄ちゃん今から行くの?往復で3時間は見なくちゃいけないから、帰りのケーブルカーの事を考えるとギリギリだね!」
 
 
 
現在時刻が13:45
 
下りケーブルカーの最終が16:30
 
 
時間は残り2時間45分だから、往復3時間かかるのだとすれば最悪ケーブルカーに乗れないという心配もありますが、まあここまで来たら行くしかないよね。
 
 
 
発とうとすると、お店の方が貸してくれました。
 
 
 
「これ使いな」 
 
 
 
Img_1713
 
 
 
 
トレッキングステッキ~(ドラえもん風に)
 
 
 
こんなの必要かなあ・・・とか思いつつ持っていきます。
 
しかしこれが超活躍することになるのでした。
 
 
 
 
茶屋を出てすぐに、大山阿夫利神社の立派な建物が姿を現します。
 
 
 
 
 
 
Img_1718
 
 
 
 
ここを目指して、江戸時代に栄えたのが大山詣。
 
 
大山街道歩きというのはこの神社があったからだと言っても過言ではありません。
 
 
そもそも、ここを大山街道歩きのゴールにしても良いくらいです。
 
いや実際、ここを目的地としてきた人も多いでしょう。
 
 
 
Img_1715
 
 
 
辺りはもう山脈です。
 
 
白く曇った天気が、雨降り山と呼ばれる大山の雰囲気を盛り立てています。
 
 
 
でもやっぱり赤坂見附から遥々やってきたのですから、山頂を目指しましょう。
 
 
 
Img_1719
 
 
 
 
 
迫力のある狛犬の横を通り、いよいよ最終行程へと向かいます。
 
 
 
ここから先は・・・入山料が必要です。
 
 
 
携帯の電波の届かない場所もあるし、入山後の安全を祈願するお守りも置かれています。
 
 
 
「街道歩き」とはもう名ばかりで、完全なる登山となります。
 
 
 
 
Img_1722
 
 
 
 
いよいよ!!
 
 
 
とことこ大山街道、
 
最後の・・・
 
 
そして最大の・・・
 
 
 
難所へと向かいます。
 
 
 
 
 
 
→次回!とことこ大山街道・最終回!!!
 
 

→とことこ大山街道 目次

 
 
 
 

2015年10月22日 (木)

とことこ大山街道 最終日(1) こま参道→女坂

 
赤坂見附から大山山頂を歩いて目指す、とことこ大山街道。
 
9日目の今回がいよいよ最終日です。
 
 
とことこ神奈川2015年の新企画としてスタートしたのが今年の2月。
 
あの頃はまだ寒かったものですが、夏も過ぎ、再び涼しくなってきた今、とうとうゴールを迎えます。
 
 
(もうグーグルマップではルートを表示出来ない様な地域に入るので地図はなし)
 
 
 

→とことこ大山街道 目次

 
 
 
 
 
 
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 
 
 
 
 
☆2015年10月21日 12:00 神奈川県伊勢原市 こま参道入口☆
 
 
 
 
Img_1678
 
 
 
 
迎えた最終日。
 
天候は曇り
 
晴れ間も覗くそうですが、まあ山頂からの景色はそんなに期待せずに行きます。
 
何しろ別名、雨降り山ですからね。
 
 
ツイートで質問を受けたので書いておくと、大山は雨乞いの山です。
 
 
なので雨降り山と呼ばれていました。
 
雨降り→あめふり→あふり→阿夫利となって、大山阿夫利神社の名前の由来となっているという説です。
 
 
 
   Img_1682
 
 
 
ここまで何度も見かけたステッカー。
 
街道という名前が似合うのも、もうすぐそこまでです。
 
 
最後に街並みっぽく感じるのは、この【こま参道】です。
 
 
 
大山はコマで有名というのは神奈川県央部ではよく知られた事です。
 
 
僕も大山街道制覇のお土産に買おうと思います。
 
 
 
Img_1683
 
 
 
それにしてもコマ参道あたりまで来ると旅館なども出てきて風情がありますねえ。
 
 
赤坂見附から青山などを歩いてた時と同じ街道なのかと思うと不思議です。
 
 
 
   Img_1684
 
 
 
 
他にも大山街道を歩いているとわかるオジサマや、大山講と書かれた半被を着ている人もいて、僕みたいな事している人が他にもいるのがわかります。
 
 
でも、本当に赤坂見附から全て歩いている人など、ごくわずかでしょうねえ。
 
 
 
 
Img_1688
 
 
 
 
さて、山登りとなる前に少しお腹に入れておきましょう。何しろパワーが必要です
 
 
 
ここは、とことこ神奈川「伊勢原編」でも立ち寄った、こちらのお店にします。
 
 
 
すみません二度目だというのに、このお店の名前がどうしても確信持てないのです。
 
 
 
でも多分、ゑびすや というお名前で合ってますかね?
 
 
 
とても感じの良いお兄さんがいて、過ごしやすいお店です。
 
 
 
Img_1687
 
 
 
 
いただいたのは、とろろ蕎麦。
 
真っ白ではないところが本物という感じで良いですね~
 
 
 
そしてせっかくの大山ですから、有名な大山豆腐もいただきますよ!!
 
 
 
Img_1686
 
 
 
 
みそとうふ。
 
 
濃すぎないお味で、すっきりとした後味!これは帰りも食べたいわあ~
(閉店時間になってて食べれはしなかったけど)
 
 
 
 
さ! お食事もしたところで、こま参道を抜けて登山開始とまいりましょうか。
 
 
 
Img_1689
 
 
 
10月1日にデビューしたばかりの大山ケーブルカーを横目に歩いて登る道を選びます。
 
赤坂見附からここまで来ておいて乗り物は使いませんよぉ~(笑)
 
 
 
 
Img_1690
 
 
 
 
男坂と女坂の分かれ道。
 
 
参考ガイドの「ほんとに歩く大山街道」によると、男坂はただ厳しいだけで、女坂は見どころも多いとのこと。
 
 
ふむ、これは人間と同じ様な感じですね。
 
男って一つの事ばっかで幅が無いやつ多いもん
 
 
 
 
   Img_1691
 
 
 
 
さあ、ついに始まりました。街道歩きというよりも登山です。
 
 
緑がめちゃめちゃ濃い!!
 
これがヒジョーに気持ち良いわあ~
 
 
 
 
Img_1693
 
 
 
日蔭も多く、湿度もある大山。
 
岩にも緑が覆ってます。ふーむ、凄い生命力。
 
 
 
Img_1694
 
 
 
 
日蔭の道とはいえ、山肌には木漏れ日が差しています。
 
 
うーん、登りで辛いとはいえ気持ちは和みます。
 
 
 
女坂にはお地蔵さまなどもいらっしゃったので、心でお願いしてお写真を1枚撮らせていただきました。
 
 
 
Img_1696
 
 
 
 
優しそうなお顔のお地蔵様。
 
 
女坂を登り降りする人々を見守っておられるのでしょうか。
 
 
 
 
   Img_1699
 
 
 
 
女坂とはいえ、さすがに厳しい登りです。
 
なにしろ先ほどのケーブルカーの辺りが標高400メートル程に大して、山頂は1260メートル程もあります。
 
 
女坂は中腹までの道を指しますが、やはり一気に標高を稼ぐので辛いものは辛い。
 
でもこうして階段の上が神々しくなっていると何だか元気も戻って来るのです。
 
 
 
 
ところがさすがに次の階段には驚きました・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
    Img_1701
 
 
 
 
キビシイーーーーーーー!!!!!
 
 
 
いや、塚本みやげ店がじゃなくてね
 
 
 
 
 
 
 
→とことこ大山街道 目次

 
 
 
 

2015年10月18日 (日)

平和への願い・・・ちひろ美術館・東京

 
 
いわさきちひろ・・・という画家をご存知でしょうか
 
 
 
      
 
 
昭和期に活躍した画家さんで、生涯、子どもをテーマに書いていた女性です。
にじんだ感じの水彩画の作品を数多く残しています。
 
 
僕は数年前に長野県の安曇野ちひろ美術館に行って、初めてこの方を知りました。
 
 
 
優しい絵。
 
でもそこで描かれている子どもたちの目には何かの強さを感じるんです。
 
 
僕は絵の勉強などしたことはあえません。
 
でも、ちひろさんの絵は一回でとっても気に入ってしまったのでした。
 
 
 
今回、東京にあるちひろ美術館に行ってみることにしました。
 
 
 
 
 
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 
 
 
 
☆2015年10月7日 14:30 東京都練馬区 上井草 ちひろ美術館・東京☆
 
 
 
 
Img_2354
 
 
 
 
上井草の住宅街に、ちひろ美術館はありました。
 
 
 
一人で美術館なんて久しぶりです。
 
5月に生口島で行ったので今年2回目か。
 
 
 
Img_2355
 
 
 
 
館内は静かでいて優しい時間が流れていました。
 
 
ご年配の来館者が多い様ですが、僕は20代~50代の働き盛りの人に見てほしいなと思う絵です。
 
 
 
Img_2357
 
 
 
 
もちろん作品は撮影できないので館内の写真を載せてみる。
 
 
 
ちひろさんの描く子どもたちは目で語っている様な気がする。
 
 
もちろん絵の事はわからないけれど、瞳が訴えていると感じるんです。
 
 
 
 
Img_2359
 
 
 
 
いわさきちひろさんは戦時中に少女時代を過ごしたといいます。
 
 
終戦してから戦争が何故起きたのかを知り、平和への願いを強くしていったのだそうです。
 
 
 
ベトナム戦争の頃からは、戦争と子どもをテーマにした作品も数多く手がけています。
 
 
 
Img_2356
 
 
 
いわさきちひろさんの絵や言葉を知ると、戦火を生きたからこその平和への願いを強く感じます。
 
 
将来。
 
ちひろさんが描く様な、かわいい子ども達が、和やかで平和な時代を生きていける様に、僕たちも今の時代を生きていかなければな・・・と思います。
 
 
 
お年寄りが元気な国も良いものですが、未来の源である子ども達が元気に笑って育っていける国になっていけたらなあ・・・
 
 
 
そう考えさせられた、ちひろ美術館でした。
 
 
 
Img_2358
 
 
 
この木みたいに、元気に大きく。
 
 
 
 
 
 
 

2015年10月15日 (木)

とことこ大山街道 8日目(2) 丸山城址→豆腐坂

 
赤坂見附から大山山頂を目指す、とことこ大山街道の8日目後半です
 
 
 

→とことこ大山街道 目次

 
 
 
 
 
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 
 
 
 
 
 
☆2015年10月6日 14:00 神奈川県伊勢原市 丸山城址付近☆
 
 
 
 
 
Img_1612
 
 
 
 
国道246号線と最後のお別れを告げ、大山街道は右へと折れていきます。
 
 
ここから先は幹線道路からも小田急線からも大きく外れ、これまで8日間の他の地域とは違う雰囲気になります。 
 
 
 
Img_1619
 
 
 
しかし、随分と久しぶりに大山街道のステッカーが登場する様になりました。
 
溝の口あたりではよく見るこの案内も、大和市あたりからはすっかり見かけなかったものです。
 
大山街道を残していこうという気持ちの差が地区ごとに違うのが浮き彫りになっちゃいました。
 
 
 
Img_1621
 
 
 
しばらく進むと、三軒茶屋に到着です。
 
ふうー
 
 
 
・・・。
 
 
 
・・・。
 
 
 
 
え?三軒茶屋??Σ( ̄ロ ̄lll)
 
 
2日目で通った地名じゃんかよ!!世田谷のさ!!
 
 
あの有名な三軒茶屋もそうですが、ここにも昔、三軒の茶屋があったので、こういう名前が残っているのだとか。
 
伊勢原市にも三軒茶屋があるとはねえ。
 
 
 
街道歩きをしていて楽しく感じる事の一つに地名の由来がありますねえ。
 
 
 
   Img_1623
 
 
 
東名高速の下をくぐります。
 
 
住宅街を歩いていたのですが、ここを抜けるとさらに田舎っぽい街道へと変貌していきます。
 
 
Img_1625
 
 
 
 
いやあ来ましたねえ。
 
これまでも細い道になることはありましたが、舗装が途切れたのは初です。
 
でも、こういうの、良いね。
 
 
 
 
Img_1626
 
 
 
ここで一休み、一休み。
 
のんびり座っていると、俳句を考えながら歩いているというお婆さんが話しかけてくれました。
 
こういう田舎まで来ると、僕はよく話しかけられます。 
 
それはなろうと思ってなれるものではないので嬉しい事です。
 
 
 
続きを歩く道は少しずつ登りへと変わっていきます。 
 
 
 
Img_1628
 
 
 
何故、ミラーが小川の中に・・・・。仕方なかったんだろうな。。。
 
 
 
ふと、前方を見ると・・・
 
何やら物騒な黄色いテープが・・・ 
 
 
 
Img_1627
 
 
 
 
大山街道!封鎖されました!!
 
 
な・・・なんだと?
 
 
 
火災だそうです。
 
産業廃棄物を取り扱ってそうな敷地での火災のため、近くを通り抜ける大山街道は封鎖となりました。
 
 
というワケでぐるーっと迂回。
 
ひええ・・・つ、疲れる。
 
 
 
 
Img_1629
 
 
 
迂回していると大山が段々と近くなっている事がわかりました。
 
ほんと、大きい山だなあと感じます。
 
赤坂見附を出た時には、こんな風景は想像も出来ませんでしたが、ゴールは確実に近くなってきています。
 
 
 
Img_1632
 
 
 
比々多神社。
 
 
ここら辺は、とことこ神奈川・伊勢原編でも歩いた道と重なるので、再訪という感じになります。
 
その時も立ち寄った記憶があります。
 
すごく目立つ朱い色の神社です。
 
 
 
 
坂道は次第にキツくなっていき、辺りは住宅街ではなく、渋い建物が増えていきます。
 
 
 
Img_1634
 
 
やはり大山街道は終盤に来てもお寺や神社が多い様子です。
 
 
そして標高が上がってきているせいか涼しくもなってきます。
 
 
 
Img_1635
 
 
 
 
秋に大山街道の終盤を迎える事が出来たのは良いタイミングなのかもしれません。
 
 
何だか季節の幸が溢れているからです。
 
 
しかしまあキビシイ登りです。
 
 
 
Img_1637
 
 
 
 
鳥居をくぐって進みます。
 
 
登り道一辺倒なので、さすがに疲労が出てきました。
 
それでも下りは一切なく、これまでの大山街道とは別世界です。
 
 
 
やがて、鈴川という名前の川が見えてきました。
 
 
Img_1639
 
 
 
 
この鈴川に沿う様に、最後の登り坂を進んで行く事になります。
 
 
 
Img_1640
 
 
 
遥か先まで続く登り坂。
 
 
今日のスタート地点の愛甲石田駅は標高30メートルほどでしたが、目的地のバス停は標高350メートルほどもあります。
 
これは・・・キビシイ。
 
 
 
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峠越えするんじゃないかという様相の大山街道。
 
 
息切れも激しい・・・。
 
 
ついでですが、伊勢原編でここらを歩いているときに電話で初めてHolidayの人と話したのを記憶しています。
 
そのHolidayチーム、少し前にここ大山でワークショップを行ったらしいです。
 
何だかそんな事を思い出しながら進みます。
 
 
 
Img_1643
 
 
 
鈴川が涼しい音を奏でながら流れています。
 
 
ちょっと試しにシャッタースピードをいじって流れてる風に撮ってみました。
 
 
  Img_1644
 
 
 
 
シャッタースピードやるのも楽しいですがスキルが無いので何となく色合いが寂しい感じに。
 
 
そして、最後のキビシイキビシイ登り、豆腐坂です。
 
 
 
Img_1652
 
 
 
もう、フラフラします
 
 
途中、かながわ旬菜ナビという番組のロケしてまして、綺麗なお姉さんが出演されてましたが、疲れてるのでお構いなしです(笑)
 
 
 
Img_1660
 
 
 
そして本日のゴール地点!!
 
 
ケーブル追分・バス停に到着です!!!
 
 
標高350メートル程まで登ってきたことになります。
 
 
いやあシンドイ道のりでした。距離も11キロほどあったし!
 
 
というワケで、8日目はこれにて終了~!!
 
 
いよいよ次の9日目が、この《とことこ大山街道》の最終日となります!
 
 
登るのは10月20日頃を予定しておりますので、更新はその後です。
 
 
それと共にブログも一旦終了となります。
 
 
あと少し、お付き合いくださいませo(_ _)oペコッ
 
 
 
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2015年10月 9日 (金)

とことこ大山街道 8日目(1) 愛甲石田→丸山城址

 
赤坂見附から大山山頂を目指す、とことこ大山街道の8日目です
 
 
行程も大詰め!
 
この日、ついに目指す大山がくっきりとその姿を現しました。
 
 
→とことこ大山街道 目次

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 
 
 
 
☆2015年10月6日 12:00 神奈川県厚木市 愛甲石田駅☆
 
 
 
 
Img_1583
 
 
 
数日前、暴風雨が迫る中で到着した愛甲石田駅。
 
 
今日は気持ち良い秋の晴天
 
少し暑いくらいです。
 
 
 
今日の行程は11キロ程もあります。
 
大山街道の前半戦はそんな事もしてましたが、ここ数回は6~7キロだったので、久しぶりの二ケタ移動です。
 
 
 
Img_1587
 
 
 
 
まずはランチタイムとまいりましょうか。
 
 
街道ウォークしてる方は、どういうワケかゴハンをコンビニで済ませたり、そば屋ばかりに立ち寄る様ですが、大山街道沿いには、ゆっくりランチ出来るお店もたくさんあります。
 
 
(コンビニ嫌いではありませんが、どうせ街道歩くならその土地にお金を落としていきたいものです)
青山の文房具カフェを皮切りに、とことこ大山街道でも数件のカフェを紹介してきましたが、今回は最後の洋食となります。
 
 
それがここ、Cafe Rikoさん。
 
 
 
Img_1586
 
 
 
ハヤシライスを頼んでみました
 
 
王道の味で身体に染み込む様な美味しさ
 
 
そしてコーヒーがめちゃ旨い!!
 
カウンターの向こうで珈琲入れてる時、湯気が上がっていて、それがまた美味しく感じます☆
 
 
とことこ厚木編の時から気になってたお店ですが、今回来れて良かったわあ!
 
 
 
 
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カフェリコさんからすぐ、浄心寺というお寺さんがあったので今日の旅の安全を願っていきます。
 
 
 
街道沿いにはこうしたお寺が数多くあるものなのだなと、最初の頃は驚いたものです。
 
今は、土地に慕われているお寺さんがどこにもあるものなのだという認識に変わってます。
 
 
 
Img_1589
 
 
 
 
 
愛甲石田から、数百メートルだけ国道246号線と合流し、石田という交差点から再び小さな道へと逸れていきます。
 
 
 
Img_1592
 
 
 
小田急線と大山街道。
 
 
ここが線路と街道が最接近する最後のポイントとなりました。
 
 
前半戦は田園都市線、後半戦は小田急線。
 
大山街道には常に電車と国道246号線が平行していて、どこからでも再スタートを切りやすいのが特徴です。
 
 
 
Img_1595
 
 
 
こうして大山街道は次第に線路から離れていきます。
 
いよいよ大動脈から離れ、最終到達点である大山へと向かい始めようとするのです。
 
 
↑ちなみにこれ、寝転がって撮ってませんよ。そういう目立つの好きじゃないので(笑)
 
怪しいでしょ?
 
 
 
 
Img_1596
 
 
 
なんだろうコレ。
 
川にかかる橋にあったので、水の中を現しているのかな?
 
なんだかとっても可愛い。どんぐりが特にね!
 
 
 
そして・・・
 
 
その橋の上からはついに・・・!!!
 
 
 
 
Img_1597
 
 
 
写真中央の一番大きな山が、最終目的地の大山です。
 
 
現在地の標高は30メートルほどですが、大山の山頂は1200メートルを越えます。
 
 
いよいよ試練が近くなってきているという事ですな!!
 
 
 
Img_1598
 
 
 
 
何か巨大な道路が建築中です。
 
 
田舎の方に行くと、こういう超スケールの道路建設って見かけるけど、だいぶ景色が変わっちゃいそうですね。
 
これは恐らく・・・新東名高速になるのかな??
 
 
 
Img_1602
 
 
 
高部屋神社。
 
 
お寺や神社にご挨拶しながら進むのが街道歩きの基本。
 
全てに立ち寄るわけではありませんが、昔からずうっと変わらぬその習慣に僕も少しはついていこうと思います。
 
 
 
高部屋神社の裏手を抜けると・・・
 
 
 
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国道246号線です。写真は都内の方を見ているもの。
 
 
 
「大山じゃねーの。どうしたよ」
 
「あ、246号・・・」
 
「しっかしアレだな。大山と俺とはずうっと一緒だな。俺たちどこまで一緒に行くのかな!癖れ縁ってやつか!あっはっは!!」
 
「それなんだけどさ。ずっと一緒だったけど・・・。僕はここで大山山頂の方へ逸れようと思う」
 
「マジか」
 
「ここから方角を北西の方へと変えて、いよいよ大山を目指すんだ」
 
「そうか・・・。じゃあ、一緒なのもココまでだな」
 
「そうなるね」
 
「達者でな」
 
「246号くんも・・・達者で」
 
 
 
   Img_1603
 
 
 
国道246号と大山街道が交わるのはこれで最後。
 
大山街道は写真の信号のある交差点を右へと逸れます。
 
246号線はこのまま、まだ遥か西へと進み、静岡県の沼津を目指します。
 
 
これでもう歩く事はないとわかると、少しだけ寂しい気分になります。
 
 
 
 
 
 
 
別れのポイントにあるのが丸山城址公園。
 
 
綺麗に整備された公園から、大山を望むことが出来る憩いの場です。
 
 
 
Img_1608
 
 
 
 
久しぶりに自分を入れてのタイマー撮影(笑)
 
 
 
距離的には今日の行程の半分も来ていませんが、ここで休憩をして、後半へと繰り出します。
 
 
ここからは国道246号の様な幹線地域を離れ、大山へと向かう田舎道となります。
 
次第に山へと近くなるため、体力的にも覚悟が必要です。
 
 
今日目指すのは【大山ケーブル・バス停】
 
 
しかしそれは、これまで8日間平和に歩き続けてきたのとは全く違う行程になるのでした。
 
 
 
→次回へ続く
 
 
 
 
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2015年10月 7日 (水)

三浦しおん「船を編む」

 
先日、言われた事なんだけど。
 
 
 
「最近、本は読んでないんですか?ブログに全然載ってないけど」
 
 
 
 
そういえばそうだ、と思い返してみて、いつから読書感想のカテゴリー使ってないかと調べたところ・・・
 
 
前回書いたのは2011年9月、萩原浩「愛しの座敷わらし」だった。
 
 
4年前じゃん。
 
 
 
2011年秋といえば、スマートフォンに変えた頃だ。
 
そして旅ブログに変化した頃でもある。
 
 
 
スマホにしてから、すっかり活字離れして全く本を読まなくなったわけ。
 
それとブログもこの頃に出会った「水曜どうでしょう」の影響で、次第に他のカテゴリーが減っていって、旅と散歩のみになっていった・・・
 
 
 
でも・・・
 
今年の春くらいから活字を読む事を復活させてます。
 
 
 
何冊か読んだ中で、夏に読んでた【船を編む】が一番印象に残ったかな。
 
 
   
 
 
 
2012年の本屋大賞に選ばれた、三浦しおんの作品。
 
 
辞書を作るという地味な地味なテーマのお仕事小説・・・ちょっぴり恋愛要素もあるけど。
 
 
地味!ってところが気に入って読んでみたのでした。
 
 
 
 
これぞ、小説。
 
派手はないけれど、それでいて物語はテンポ良く進む。
 
主人公はマジメで奥手な20代男子。
 
だけれど、辞書作りの仲間視点でも物語を進む。
 
しかも、思わず「ええ!!」と声を出してしまうほど、辞書が完成するまでに作中の時間が経過する。
 
 
嘘だろ・・・と思う程の時間が流れたので、恋愛部分がどうなったんだか心配になったけど、人生を感じさせる展開で、とっても良かったし考えさせられた。
 
 
 
これ、松田龍平くんと、宮崎あおいさんのダブル主演みたいな感じで映画化されてるんだけど、この時間経過、どう表現したんだろ・・・
 
 
   
 
 
 
とにかく、ある一つの目的に向かって四苦八苦していく、いわゆる職業ものは好きです。
 
それも、地味な職業のやつがいい。
 
 
 
こんな仕事に意味あるんかい!!
 
という悩みを持った時に読みたいかな。
 
 
 
このブログはもうすぐ終了だけれど、続編ブログが始まるとしたら、初期の頃の様に時々こうして読書感想やら映画感想なら入れていきたいな。
 
 
 
ちなみに三浦しおんさんの作品で、好きなやつのリンク貼っておきます。
 
↓活字離れしてる皆さん。三浦さんの作品は読みやすいので是非。
 (映画化されてる作品も多いので映画もリンクさせてみた)
 
 
  
  
 
 

2015年10月 6日 (火)

とことこ大山街道 7日目 海老名→愛甲石田

 
赤坂見附から大山まで歩く、とことこ大山街道の7日目です
 
 
行程も後半に入り、神奈川の県央地区を進みます。
 
 
 
→とことこ大山街道 目次

 
 
 
 
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 
 
 
 
 
☆2015年10月1日 11:00 神奈川県海老名市 小田急海老名駅☆
 
 
 
 
Img_1560_2
 
 
 
 
大山街道最後のターミナル駅です。
 
そして最後のショッピングモールであるビナウォークです。
 
 
前回は何と2ヶ月も前。
 
季節は夏から秋へと変わりましたが、ここからは怒涛のスケジュールで進みます。
 
 
 
Img_1561_2  
 
 
晴れていれば正面に大山が見える橋なのですが、あいにく曇り空。
 
 
雨乞いの山ですからね。雨も降りますよ。
 
 
 
ここで写真右手にプラネタリウムの様な不思議な建物がありますが・・・
 
 
それがこちら。
 
 
 
 
Img_1563
 
 
 
 
海老名市立中央図書館。
 
 
 
今、何かと話題のTSUTAYAが運営する図書館です。
 
 
しかも偶然ながら、この日がオープン初日なのであります!!
 
 
 
蔵書の内容に問題があった経緯があるので、団塊世代の人々(何故か男性がほとんど)からは批判されまくりな施設なのです
 
 
Img_1562
 
 
 
入ってみると代官山や湘南のTSUTAYAの様なお洒落な造り。
 
スターバックスコーヒーも併設されるのがTSUTAYA風ですね。
 
 
コーヒーを持ち歩くのをどう防ぐのか課題という気が・・・
 
それと、僕らの世代には探しやすい本の並び方だけど、図書館好きの年配の方には理解しにくいらしい「本屋さんの様な並べ方」
 
 
色々と課題はあるけれど、ネットでの評価とは違い、来館している人は楽しそうに読書されていました。
 
普段、図書館に行かなかった人たちや、若い人たちも大勢来館していて、新しい流れの図書館だなーって思いました。
 
 
 
僕は好きだな。
 
 
 
1個だけ・・・男性の長髪スタッフは図書館としてどうなのかな。ホストみたい・・・(笑)
 
 
 
Img_1565
 
 
 
海老名の好きなポイントは都会と田園風景が両方あるところ。
 
 
駅前のビル群と田んぼの稲穂が同時に見れるというのは本当に不思議。
 
 
 
 
さて、小雨が降りだしてしまいました
 
ランチタイムでもあるので、AND'ON CAFEさんにてお昼としまーす
 
 
 
Img_1567
 
 
 
ここはオープン前から気になっていたカフェ。
 
オープン後、しばらくして、ブロガー仲間のよしよしサンが行ってるのをブログで拝見し、いつか行こうと決めていたお店なのです。
 
 
随分経ってしまいまたが、ようやく来店出来ました。
 
 
 
Img_1566
 
 
 
 
いただいたのは、牛肉のフォーです
 
 
 
牛肉ですが、これがあっさりしていて何とも美味しい!
 
帰りにもう一回食べたくなるくらい好きです!うまー!
 
 
 
やべ、写真見てたらお腹空いてきた(笑)
 
 
素敵なランチタイムをありがとうございます、アンドオンカフェさん!
 
 
 
 
 
海老名市を歩き、お隣の厚木市へと渡るため、さがみ大橋という橋までやってきました。
 
 
向こうには小田急線が走っています。
 
 
 
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♪電車から見えたのは いつかのおもかげ 二人で通った春の大橋♪
 
 
 
 
 
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相模川を渡り、行程は厚木市へと入ります。
 
 
大山街道は江戸時代の道ですので、当時は船で渡っていたそうです。
 
厚木の渡しという船着き場があったということですが、写真右手には今でも屋形船らしきものが停泊しています。
 
 
 
 
そして厚木市へ突入です!!
 
 
 
 
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ようこそ!!温泉と花火とだいど・・・   え??  大道芸のまち!?
 
 
 
そうだったのですか・・・。
 
フォロワーのコーヘイさんに教えてもらったのですが、厚木市では大道芸の大会があるのだとか!全然知りませんでした!!
 
 
 
 
しかし厚木に入ったとたんに雨が激しく・・・!!
 
 
厚木に洗礼を受けている~!!大道芸のまちだと知らなかったせいか!!
 
 
 
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ま、湿度ある雨散歩もたまには良いでしょう。
 
 
 
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大山街道沿いには柿なども成りはじめ、秋の訪れを感じさせます
 
 
 
前回は真夏の海老名市を歩いていたのに・・・季節というのは早いものですねえ。
 
 
 
さて、これだけ歩いてると街道沿いには不思議なものを見つけたりするものです。
 
 
 
 
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つぼ漬けらーめんとか・・・
 
 
 
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だいぶ昭和レトロな通路とか・・・
 
 
 
 
そうして歩いているうちに、わりと距離があったはずなのに、本日のゴール地点である愛甲石田駅に到着です。
 
 
 
Img_1582
 
 
 
 
午後3時30分だというにのこの暗さ。
 
 
暴風雨が近くまで来ている様です。
 
 
 
というわけで、とことこ大山街道の7日目はあっさりですが、これにて終了~!!
 
 
次回は、最長の距離となる愛甲石田→大山ケーブル・バス停までを歩きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2015年10月 4日 (日)

とことこ神奈川2015秋 【南足柄リベンジ編】

神奈川33市町村、全てに散歩しにいく「とことこ神奈川」

 
 
2014年に全て散歩制覇したものの、やはり再訪してみたい場所は数多くあります。
 
 
 
夏には湘南スペシャル散歩をしましたが、今回は、渋めに南足柄へと向かいました。
 
 
しかもこれは持ち込み企画!
 
ブロガー、そらいろくらげサンとのコラボレーションで、僕は南足柄市のドコへ向かうのか知りません。
 
 
 
 
ということで、とことこ神奈川・2015秋【南足柄リベンジ編】です
 
 
リベンジって復讐って意味だっけ??(笑)
 
 
 
 
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 
 
 
 
 
 
☆2015年10月2日 13:30 神奈川県南足柄市 塚原駅☆
 
 
 
 
Img_2334
 
 
 
 
やって来ました、久しぶりの南足柄市!!!
 
 
前回は2013年10月に歩いているので、約2年ぶりとなります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やっぱりこの辺りの景色って緑豊かでいいですねー!!
 
 
 
このままハイキング的なコースになるのかな??
 
 
くらげさんしか行き先は知らないのですが、いきなり辿り着いたのは。。。
 
 
 
 
 
Img_2335
 
 
 
 
ひれかつじゃーーーー!!!
 
 
とんかつ駒形という地元の人しか知らないであろう隠れた人気店で、まずは腹ごしらえ!!
 
 
いやあパワー出るわあ
 
 
お腹まんぷくで元気もたっぷり!!
 
 
いや、食べ過ぎてもう帰りたくなる始末の散歩人たち。
 
 
「さあ帰るか」
 
「ですねー」
 
 
 
 
というワケで!!!
 
 
 
とことこ神奈川2015秋!【南足柄リベンジ】
 
 
これにて終了~!!!(^-^;
 
 
 
 
 
 
 
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という事にはなりませんでした。
 
 
お腹が重たーいとか言いつつも、一行は塚原駅から西へと向かいます。
 
 
 
Img_2340
 
 
 
どこへ向かうんだよ・・・
 
 
壁一面の抹茶チョコレートを眺めながら山の方へと進みます。
 
 
これが次第に登り坂へと変貌していきました。
 
 
 
 
Img_2341
 
 
 
 
これより矢佐芝・・・
 
 
 
矢佐芝・・・
 
 
 
 
どこそこ?!( ̄Д ̄;;
 
 
 
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明神ヶ岳の方面。
 
 
といってもその山がどこなのかよく知らない。
 
 
よく見ると二宮金次郎の柴刈りコースとなっておる。
 
 
芝狩りではなく、柴狩り・・・怖いね
 
 
 
 
 
Img_2343
 
 
 
 
途中、立ち寄ったのが山の中にある空豆というお店。
 
 
こちらは何とパン屋さんとのこと!
 
 
これはまた渋い!
 
 
ていうかよく知ってたね、こんな山中のパン屋さん。
 
 
 
でもこういうお店、好きだなあ。
 
 
 
 
Img_2347
 
 
 
 
近くには鬱蒼とした湿度有る森と、清流。
 
 
 
とことこ神奈川って街歩きが基本じゃなかったっけ??
 
 
意外とそうでもなかったっけ??
 
 
 
さて、突然ですが目的地へと着いた様です。
 
 
 
Img_2344
 
 
 
 
こしかけ石・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
どうやら清流を眺めながら休憩出来るポイントの様です!
 
 
それではここで空豆さんのパンをいただく事にしまーす!!
 
 
 
Img_2345
 
 
 
 
天然酵母ってやつですか?!
 
 
美味しい!ハイキング中のパンって美味しいよね~!!
 
 
 
 
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帰りは途中から別ルートへと入ります。
 
 
南足柄市は足柄茶の産地としても有名です
 
 
 
この辺の劇場にカラオケ大会や舞踊大会の仕事で来ると、必ずと言っていいほどお昼ご飯に添えられてきます!足柄茶。
 
 
 
 
他にもこの辺には柑橘だったり・・・
 
 
 
Img_2350
 
 
 
 
きのこだったり・・・
 
 
 
Img_2351_2
 
 
 
 
次々と現れる食材を「食べろよー!」と迫る、くらげ氏。
 
 
悪のりくらげです
 
 
 
 
 
そろそろ休憩したいなーという夕刻。
 
 
森と水の公園というところに辿り着きました。
 
 
 
Img_2352
 
 
 
 
のんびり空間の公園。
 
 
こういうのが家の近くにあると良いでしょうね~。
 
 
 
 
陽も落ちていくので、大雄山線へと向かいます。
 
 
 
 
最後は相模沼田という駅でゴール!
 
 
 
その途中、振り返り様に見えたオーラのある山脈が、何とも印象に残りました。
 
 
 
 
 
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というワケで、とことこ神奈川2015秋【南足柄リベンジ】
 
これにて終了~!!
 
 
 
くらげさん、1日ご案内いただき、ありがとうございました!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2015年10月 2日 (金)

グルメと鑑賞の静岡旅(5) 久能山~三保~清水港

1泊2日の静岡旅。

 
第5話の今回が最終回です。最後にお知らせがあります。
 
 

(1)鷹匠~駿府城公園

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 
 
 
 
 
 
☆2015年9月5日 14:00 静岡県 久能山東照宮☆
 
 
 
Img_1500
 
 
 
 
ここから徒歩にて下山して、路線バスにて三保という地域へと移動します。
 
下山のルートで良かったよ。こっちから来るには歩いて登ってくるしか無いっていうんだから。
 
 
あの海沿いのT字路あたりにバス停があるのかなー??
 
 
 
Img_1503
 
 
 
階段で下っていく様です。
 
 
すれ違う人たちは皆、息切れしながら「まだかよー」とか言ってます。
 
本当にこっちから来なくて良かった(笑)
 
 
 
Img_1504
 
 
 
ぎえええ!!!
 
 
下れども下れども地上は遠い!!
 
 
久能山東照宮って凄い高い場所に存在していたのね。
 
 
 
下りだっつーのに疲れるくらい階段が長いわあ・・・
 
 
 
Img_1508
 
 
 
やがて、ついに階段が終わり、普通の傾斜となりました。
 
 
駿河湾を望む鳥居。 何だか不思議な世界観ですね。
 
 
 
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鳥居を抜けるとちょっとした集落。
 
 
バス停はどこだろなー。
 
 
 
Img_1510
 
 
 
 
無い・・・
 
 
あれ?ここにバス停あるんじゃないの??
 
 
 
キョロキョロしていると、さっきの鳥居のところをバスが通過していくのがチラっと見えました。
 
 
あー、あっちか!行っちゃったか~・・・
 
 
 
えーと、次のバスは・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2時間(゚ー゚)
 
 
 
 
 
 
 
 
マジか!
 
 
 
 
2時間に一本だと?!
 
 
 
こ、これは・・・どうしよう。
 
久能山東照宮まで戻ったとしてもロープウェイで日本平まで戻らなくてはバスは無いし・・・
 
 
ていうかあんな急斜面の階段なんて登れるか!!!(;・∀・)
 
 
 
 
あわわわわ・・・こんな何も無いとこで2時間。。。
 
 
 
 
ん? あ、あれは?!
 
まさか!!!
 
 
 
猛ダッシュでそこまで行って確認します!!!
 
 
 
 
 
 
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タクシーの利用案内!!!( ̄○ ̄;)!
 
 
 
もうこれしかない!!
 
 
 
ピ・ポ・パ
 
 
 
 
ということで三保までタクシー移動となりました。
 
2500円ほどぶっ飛びました
 
 
 
 
 
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ここが有名な三保の松原。
 
 
本当は富士山が見える絶景スポットなのですが、よーーーーく目をこらさないと見えません。
 
写真から富士山が探し出せますか???写ってますよ?
 
 
 
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松原には天女が舞い降りたという松もあります。
 
 
そこを眺めながら、静岡おでんをいただきます。お腹すいたー。
 
 
 
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濃いんだね、静岡おでん
 
 
僕は嫌いじゃないけど、これは好みが分かれそう。
 
「おでん」の味ではないかなあ。別の食べものです。お酒に合う!
 
 
 
 
 
さて、旅も終盤です。
 
最終的に東海道線の清水駅へと向かいたいため、またも路線バスを求めて歩きます。
 
 
 
 
Img_1535
 
 
 
神の道と言われている場所を一直線に進んで行きます。
 
 
この先の方に地図上では街道があるのでバス停がある気がします。
 
 
ええ、そんな予想で旅しちゃってます。だからさっき痛い目に遭ったのです。
 
 
 
Img_1537
 
 
 
御穂神社。
 
 
境内は小さいながらも雰囲気があります。
 
ここで旅している報告をして、街道に出ると、すぐに路線バスを発見出来ました。
 
 
バスで一気に清水駅へと向かいます
 
 
これでこの旅も何とか終える事が出来そうです。
 
 
 
劇団四季の公演以降は勢いで旅していて、いつになく無計画です
 
 
 
 
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辿り着いたのは清水港です。
 
 
ここはマグロで有名な港ですので、旅のシメにやっぱり海鮮をいただくとします。
 
 
 
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色んな海鮮のお店が並んでいる清水港。
 
 
悩んで悩んで、こちらの定食をいただく事にしました。
 
 
 
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なんと四つの小どんぶりが乗った定食です
 
 
お店の看板娘さんに勧められて頼んじゃいました(笑)
 
 
 
マグロはもちろんのコト、釜揚げシラスやさくらエビまであります!
 
 
贅沢なこちらは本当に大満足でした
 
 
 
いやあ、静岡と言えばやっぱり駿河の海鮮は外せませんねえ!
 
 
 
 
 
というわけで、お腹いっぱいで清水駅に到着です。
 
 
 
 
 
今回の旅は、劇団四季の美女と野獣を観るのが目的でした。
 
そして静岡滞在の照明さんと会うという目的も果たせました。
 
2日目は何も調べてないせいか、アタフタとした行程となりましたが、静岡の知られざるスポットを多数巡る事が出来、何だか勉強したかの様な時間でした。
 
 
静岡は広い。
 
 
まだ他にも色んな地域があります。
 
機会を作って、また県内のどこかを巡ろうと思います。
 
 
 
 
 
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グルメと鑑賞の静岡旅  完
 
 
 
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 
 
 
 
 
☆お知らせ☆
 
 
 
2015年10月をもちまして、当ブログ「なんとかなるでしょ!」は完結致します。
 
容量の問題です。この時点で94.5%使用してます。
 
 
当ブログの最終シリーズは、とことこ大山街道の完結編になる予定です。
 
 
なのであと少しだけ続きます。
 
 
最後までお付き合いいただければ、幸いです。
 
 
 
 
 
 

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